いびきの治療には、外科的な手術という方法があります。
気道閉塞の原因となっている部分を切除したり、形を修正することで、空気の通りを良くしていびきを改善します。
いびき治療の手術においても、最近ではレーザーが使われるケースが増えてきています。
いびきのレーザー手術は、レーザー光をメスの代わりに使い、患部を焼き切るのと縫合を同時に行うことができるのが優れている点といえます。
また、いびきのレーザー手術の場合は、比較的手術が簡単にすみ、日帰りも可能になることもあります。
特に、鼻閉塞による閉塞性睡眠時無呼吸症候群の場合、患部の鼻の手術により鼻閉塞が改善されると、患者の全体的な健康状態や生活の質(QOL)の向上がみられることが、研究によって明らかになっています。