食生活の改善によっても、いびきを改善することが可能です。
朝食を抜いて1日2食で済ませたりせず、規則正しい食生活を送り、内蔵に負担をかけないことが非常に大切です。
なぜなら、胃や腸が弱っていると、全身の疲労につながり、ひいては、夜いびきをかきやすくさせてしまうからです。
また、食べ過ぎや飲み過ぎは、咽頭を充血させたり、粘膜を腫れさせて、いびきをかきやすくさせてしまいますので、注意が必要です。
同じ理由で、タバコもいびきには良くありません。
特に注意を要するのが、アルコールの飲み過ぎです。
アルコールは、呼吸中枢を麻痺させ、体の換気機能の低下をもたらすので、睡眠時無呼吸症候群の人には、絶対に良くありません。
大いびきをかく人も、アルコールによって普段以上の激しいいびきをかくようになるので、要注意です。
また、睡眠薬もいびきには良くありません。
特に年齢が高くなるほど睡眠薬のいびきに対する影響が大きくなり、無呼吸の回数も増加するという調査結果が出ています。